化粧ケア
利用者様が強い拒否を示されるときは?
そんな時は、行いません。
私は、今まで行ってきた方は
介護度4~5の重度の認知症の方ばかりです。
暴力行為、噛みつき、などあり。
興奮してしまうと
車いすからの転落等の危険性もある。
また、一度興奮してしまうと
その後の介護にも影響を与えます。
食事がとれない、他傷、不眠等。
ですので、その点は細心の注意を払います。
介護現場で働いておりましたので
一度、不穏になってしまうと
その後の介護が、どれだけ大変かも理解しています。
ですので、まずはハンドケアを取り入れているのです。
最初は、ご挨拶。
お話を少しして
手を触れさせて頂けるか?
手を触れた後、お顔を触れることが出来るか?
触れている際に、危険な行動はみられないか?
など、確認しながら
行います。
そうする事で、不穏にならず
穏やかな状態で化粧ケアを行う事ができます。
化粧ケアは、「ケア」です。
その方の、ベストな日常生活の状態へ
導くのが大切な役割です。