「駆け込み乗車はおやめください」
「ミスしちゃだめよ」
「ここでミスしたら負けるから」
「ミスの内容に、声掛け確認、お互い気を付けて今日も仕事をしましょう」
これを読んでどんな気持ちになりますか?
そして、どんな映像が頭に浮かび貸したか?
駆け込み乗車してる映像
ミスしてる映像
ミスしてお互いイライラしている映像
いかがです?
言ってることは、とても正しい。
ミスしてほしくないんだから。
でも、ミスしないでください。
駆け込み乗車辞めてください。
人の脳の中には
ミスした映像
駈け込んでる映像が頭に浮かびます。
そうすると、ミスしたくないのに
ミスした映像しか頭に浮かばないからミスしちゃう。
ミスをすると
「あれだけ言ったでしょ~~。ミスしない様に」
でも、仕方ないのです。
人間の脳は、言われた映像を思い浮かべ
その通りに行動してしまうのだから。
じゃあ。どんな声掛けをすればいいと思いますか?
やってほしい行動を伝えるのです。
「次の電車をお待ちください」
「安全に気を付けて、お互い声を掛け合い仕事しましょう」
「ダブルチェック、声掛けをしながら安全に仕事しましょう」
どうです?
やるべき事、やってほしい事を伝えられてるだけで
その行動をとろうと思いませんか?
仕事場では、ついつい
やってほしくない事を伝えがち。
そうではなくて、やってほしいことを伝える。
これは子育ても同じ。
スタッフ育成も
家族間のコミュニケーションも同じです。
行動してほしい事を伝える。
ぜひ、やってみてください。